宮田 景子 MIYATA KEIKO

KeAla代表・セカウンセラー

わたしの原点

生きづらさを感じて

高校生の頃、突然不思議な体験をしたことがきっかけで心身のバランスを崩し、数年間うつ症状と体調不良に悩まされました。その頃、自分を保つために自然と行っていたのが「呼吸法(座位瞑想)」と「ジャーナリング(書く瞑想)」です。これらの瞑想法は、40代になった今も習慣として生活に根づいています。飽きっぽい私でも習慣化できたのは、瞑想によって自分の能力を最大限に発揮できることを実感しているからです。

自分の能力を発揮する

自分の能力を発揮したい場面といえば、受験や面接、責任あるプロジェクトの成功など、人によって様々です。私自身も就職試験や仕事の大役など、どんな場面も瞑想のおかげで内なるパワーを発揮することができました。ただし、高校時代の私にとって、瞑想は心のバランスを保ち、その日1日を生きるために必要な手段でしかありませんでした。大人になった今、瞑想を習慣化して深めることで自分の軸が強化され、より大きく成長できることを実感しています。

10代の頃の思い

自分の心の弱さや心身の不調に戸惑い、苦しい日々と戦っていた高校生の頃、「今生きている大人たちは、10代の頃に不安定な感覚や生きづらさを感じなかったのだろうか」と不思議に思いました。なぜなら当時、心身の不調に対処するには地域の病院しか相談先がなかったからです。スマホやSNSもありませんでした。「病院や学校の他に、心の成長につながるサポートをしてもらえる場所があったらいいのに」そう思ったのが始まりです。

KeAlaをはじめて

10代の頃の思い・悩みから、KeAlaを立ち上げるまでに約30年の月日が経過しました。自分にとって必要な学びと出会い、試練と挑戦を経て、ようやく高校生のときに抱いた夢を実現する準備が整いました。この約30年を通じて、子どもたちの心の成長に携わってきた経験をもとに、次世代の子どもたちの「夢・探究心・思いやり」を育むプロジェクトを同時に進めていきます。この宇宙、地球、人間を含む自然の素晴らしさに感謝しながら、みなさんと一緒に成長していけたら嬉しいです。

Credit: KeAla

記事

・岩波書店「科学」(2001)
 「宇宙」それは「心の広がり」
・科学技術コミュニケーション第7号(2010)
 親子向けワークショップにおけるサイエンスとアートの融合
・NHK出版「宇宙のがっこう」(2019)
 先輩たちからのメッセージ
・JSASS Aerospace Tech. Japan(2019)
 Space Education Program for Informal Education
・JAXA’s(2023)
 「宇宙をみつめて、地球をみつめて」

資格・経歴

資格:小学校教諭1種免許

職歴:教育系出版社・大学勤務5年、小学校教諭4年、国立研究機関12年、現在に至る。
学歴:環境科学修士、地理学士、教育学士(文学士)

趣味・好きなこと:読書、旅行、瞑想、ランニング

信条:Follow your heart / Take a risk / Love your self